クリーニング繁忙期はワイシャツに注目

クリーニングはワイシャツに始まってワイシャツに終わる

2018年のクリーニング繁忙期はいかがでしたか。

例年より1ヵ月早く3月に始まり、これは相当期待できると元気でしたが、終わってみれば例年より少し良好といったところではなかったでしょうか。

しかし皆様は何か手応えをつかみとったのではないかと思います。毎年毎年やってくるクリーニング業の繁忙期ですが、例年は物足りなさを感じることが多く、いつか繁忙期が消滅するのではと思うこともありました。しかし今年の３月の繁忙期の開始は、それらを吹き飛ばす力強さを感じ、皆様は自信を持たれたと思います。

今年の繁忙期をもう少し掘り下げてみれば、商品の中で特長のある動きがみられました。ワイシャツの動きです。今年の繁忙期の期間中にワイシャツの点数を増やしたクリーニング店さんと、減らしたクリーニング店さんの差が大きくでました。

ワイシャツの点数を増やしたクリーニング店さんは、1点単価は下がりましたが客数と総点数が増え活気がありました。一方、ワイシャツの点数が減少したクリーニング店さんは、1点単価は上がったお店が多かったのですが、客数と総点数が減り、少しさみしい感じがしました。

クリーニングは、ワイシャツに始まってワイシャツに終わるとつくづく思いました。

2018年8月10日

暑い日が続きます。皆様お元気ですか。

とくに7月中旬からの暑さは気象庁がいう「命に関わる危険な暑さ」という言葉が実感できる暑さでした。

毎年関西では7月の京都の祇園祭、大阪の天神祭の頃が暑さを感じるのですが、その後もっと暑くなります。2018年の７月は、1週間から10日早く猛烈な暑さが全国的に来ました。この暑さではお客様が外を歩かないので、クリーニングの売り上げもかなり減少するのではないかと心配しました。

しかし、そう大した変化は起きませんでした。

一般的に7月から9月にかけて、クリーニング業の売り上げは下がります。この期間は衣替えのような大きなイベントがありませんが、何よりも暑いのが売り上げを下げる原因のひとつでしょう。

1年の中でのこの期間としてみると売り上げの少ない期間ですが、1日単位で昨年と比較しますと、昨年より暑い日であっても売り上げはそう変わりません。

それよりも2018年の７月は前半の雨の日が大きく売り上げを下げました。そこでこのような表現ができると思います。

クリーニングは雨には弱いが暑さには強い。

猛暑日よりも雨の日がクリーニング業にとっては弱点になります。今年の７月はもの足りませんが、それでもよく頑張ったのではないかと思います。

2018年9月14日