良いニュースレターを作る3つのポイントと紙の選び方
ニュースレターはDMにもチラシにもなる便利なツールです。
店内に置けば読み物として、DMに同封すれば美容室とお客様をつなぐ手紙として活用できます。店外にお店の看板があればカゴを設置してニュースレターを入れ、
「◯日まで有効! 30%OFFのクーポン付」
などとポップをつけると手に取ってもらいやすくなります。
しかし重要なのがニュースレターのクオリティです。ダサイものや内容がイマイチだとあなたの美容室の良さが伝わりません。そこで良いニュースレターになるポイントをご紹介したいと思います!
ニュースレターがダサイとカットの仕上がりが不安になる!?
お客様はお店の雰囲気やチラシ・ニュースレターといった販促ツールから、あなたの美容室のセンスを図っています。「美容師の技術とは関係ないのに?」と思うかもしれませんが、お客様(特に新規の方)はお店の雰囲気やHPなどのデザインを見て、あなたの美容室が自分の好みに合うかを判断しています。
つまり、HPや販促ツールはあなたの美容室の営業社員そのもの。それなのに肝心のデザインや仕上がりがイマイチだと、あなたの美容室のセンスにも疑問をもたれてしまいます。特にセンスの差が出やすいのがニュースレターです。チラシや名刺に比べてデザインや内容の自由度が高く、思わずコレクションしたくなるような素敵なものから、いかにも素人っぽい出来のものまで様々です。
良いニュースレターを作ろう! 内容編
ニュースレターをセンスよく見せる前に、まずは良いニュースレターになるポイントをご紹介します。
良いニュースレターとはどんなものだと思いますか?おしゃれなもの、美容室やスタッフが身近に感じられるもの、クーポンや欲しい情報が載っているもの…などいくつかの条件があげられます。そこで良いニュースレターを作るために、押さえるべき3つのポイントをお伝えします。
ポイント1 写真
表紙やヘアスタイル紹介の写真はこだわりましょう。
できればヘアスタイル写真などはプロが撮影したものがのぞましいですが、難しければ背景に余計なものが入らないように注意して、明るい場所で撮影するようにしましょう。ピントがぼけたものはNGです。
ポイント2 クーポンをつけましょう
クーポンは強力な販促ツールです。お店の外で配ったり、DMと一緒に発送したりする場合は必ずクーポンを付けるようにしましょう。
ポイント3 ヘアスタイルの紹介
お客様はあなたの美容室でできるヘアスタイルにとても興味を持っています。前後や横など様々な角度から撮影したり、ロングとショートといった髪型のイメージが異なるものを載せたりとしっかり情報が伝わるようにしましょう。
ちょっとプラス♪
ニュースレターのなかで店販をアピールしましょう! 商品の品質の良さや魅力を具体的に説明し、スタッフのコメントも入れるようにしましょう。この商品がお得です!といったアピール方法ではなく「良いものがあるので、ぜひ紹介させてください」といったスタンスだと押し売り感もなく商品アピールができます。
紙の厚さ&種類でクオリティ・アップ!
おしゃれな写真に面白いネタを盛り込んだあなたの力作のニュースレター。でも、あることが原因で安っぽく見えてしまうことがあります。
その原因は紙です。ペラペラの薄い紙だと全体的に安っぽく見え、おしゃれなイメージではなくなります。しかし、逆に考えると選ぶ紙によってニュースレターのクオリティがアップするということになります。
紙の厚さ
ニュースレターはチラシのような薄い紙ではなく、少し厚みのある紙を選ぶと安っぽさがなくなりおしゃれ度がアップします。他の美容室やファッション系の店のフライヤーなどを手に入れてどんな厚さの紙を使っているかチェックしてみましょう。
紙の厚さはkgで表します。下の表を目安にして、ニュースレター作りの参考にしてください。
クラフト紙でおしゃれ度アップ!
クラフト紙は他の紙に比べて特別感があり、おしゃれに見える優れもの。オーガニック系や自然派なイメージの美容室にはぴったりの紙です。ただし、紙自体が茶色で写真やヘアカラーの色がわかりにくいため、写真より文章をメインとしたニュースレターやメニュー表に使用したり、へアスタイル写真が載ったDMとセットにしたり工夫してみましょう。
ニュースレターはあなたの美容室の営業社員です
お客様は美容室の営業トークを嫌がっても、ニュースレターに書かれたキャンペーン情報や商品紹介には抵抗を感じません。つまり、ニュースレターであなたの美容室や商品のアピールが上手にできれば、お客様の方からお店や商品に興味を持ってくれる、ということになります。
あなたの美容室のファンになってもらえるような、営業力のあるニュースレターを作りましょう。
2018年6月22日|美容院の販促