美容院の売上アップにつながる!お店の雰囲気づくり
お客様が美容院を選ぶポイントはどこにあるのでしょう。
技術、お客様への丁寧な対応、価格、近さなどはもちろんのこと、お店の雰囲気を重要視される方も少なくはありません。美容院で過ごす数時間が心地の良い空間であればお客様の満足度もかなり上がるはず。お店の雰囲気を作る店舗装飾は、あなたの美容院を視覚的にアピールできる販売促進の1つです。ぜひ、一度見直してみましょう。
1.リピート率アップ!まずは心地よい空間をつくりましょう
照明
美容院では、カラーリングやカットのチェックを行わないといけないので、はっきりとした明るさを持つ昼光色の照明がおすすめ。しかし昼光色は光が青白いので、お客様の顔色がキレイにうつりません。昼光色は天井などに設置し、お客様用の照明にはオレンジ系の電球色を使いましょう。また、シャンプー台やトイレはできるだけ照明を落として、落ち着ける空間を。間接照明を使用すればお客様も癒されて、くつろいでもらえるでしょう。
香り
香りも居心地の良さのイメージにつながりますが、好みも十人十色。店内でアロマを使用する場合は、独特な香りよりもなじみのあるものを選ぶのがベター。比較的日本人に好まれるのが、リラックス効果の高いラベンダーやさわやかな柑橘系。ちなみに筆者はシャンプー後、首の後ろにおいてもらうホットタオルから、アロマのいい香りがするとかなり癒されます。
ガラス窓
美容院は開放的なガラス窓のお店が多いです。店内を明るくみせるという目的もありますが、お客様が入店しやすくするためでもあります。たしかに新規のお客様や通りがかりの人からすると、中の様子がよく見えるガラス張りの美容院の方が、店内の雰囲気がわかって安心かもしれません。しかし、店内でカットされているお客様側にしたらどうでしょう?
「カットされている自分を見られるのは、ちょっと落ち着かない」と思うお客様が多いのでは?そこで工夫したいのが、お客様の座っている位置。シールやすりガラス、鏡などでお客様を守ってあげつつ、店内の雰囲気はガラス窓から伝わるような装飾を考えてみましょう。
2.集客率アップ!看板やポスターの店頭装飾で伝えるもの
看板
看板は、美容院の存在をアピールする大事なアイテム。ナチュラル志向のお店、白を基調とした清潔感のあるお店、アンティーク調のお店…など美容院にはお店ごとに様々なコンセプトがあります。店外に設置する看板はこのコンセプトのもと、イメージに合ったデザインや素材を選びましょう。統一感がないと、お客様に違和感やセンスのなさを感じさせてしまいます。
手書き看板
美容院に限らず、最近よく見かける手書きの看板もおすすめ。手書き看板を見る人のほとんどが、あなたの美容院の前を通る人。そしてその通りがかりの人が気になるのがお店の情報やサービス内容。「当店いちおし」や「季節のメニュー」「キャンペーン商品」など、金額も一緒に伝える事で安心感を与えます。手書き看板は、ホワイトボードや黒板に書き込んでいくので、文字が消えたら書き直す、前の文字が残らないようにキレイに消す、など看板にも清潔感を。
ポスター
手書き看板と同じく、サービスやキャンペーンなどの情報を発信することができます。こちらは、美容院のイメージ的に手書きの看板が合わなかったり、モデルさんを使ってイメージを伝えたい場合にもおすすめ。旬のヘアスタイルやカラーの提案などにも活用できます。また、ポスターはできるだけ季節ごとに入れ替えていきましょう。日に焼けてしまったり、破れたものはお店のイメージダウンにもつながりますので、すぐに取り替えるように。
リーフレット
たまたま通りかかった美容院の店頭に、リーフレットがあれば手に取る人も多いはず。おすすめ品だけではなく「細かい料金が知りたい」「どういう美容院なのかを知りたい」という人にも情報を多く掲載できるリーフレットは、すぐに美容院の利用を検討してもらえるアイテムになります。リーフレットは乱雑に置くのではなく、(できればリーフレット用のケースや棚などを用意)キレイに揃えて飾ってください。
お客様目線で居心地のよい美容院に
お客様があなたの美容院に「また来たい!」と思わせるような雰囲気を、居心地のよさを、ぜひお客様目線に立って考えてみてください。そしてあなたが大切にしている美容院のコンセプトを、お客様と一緒に共有できるような空間をつくっていきましょう。
2018年5月25日|美容院の販促