訴求力バツグン!美容院の上手な垂れ幕の作り方
美容室の店内や外壁に吊るされた垂れ幕。横断幕や懸垂幕、タペストリーと呼ぶこともあります。垂れ幕には、美容室に不可欠なすごい訴求力があることをご存知でしょうか?
・生まれ持った巨大さゆえ、道ゆく人の目を惹きつける力。
・宙に吊るされている状態であれば、動きも加わるので、なおさら気になる。
・外観だけでは伝わらないあなたの美容室のコンセプト、サービス等をアピールできる。
人に「気になってもらう」「覚えてもらう」
これが美容室の集客のきっかけ。そのきっかけを作ってくれるのが垂れ幕なのです。
ただし、作り方を間違えると、垂れ幕本来の力は発揮されません。
訴求力を最大限に引き出すためには、とっておきのコツがあるのです。
今回は、街の人々の目を惹き、一瞬で伝えることができる、上手な垂れ幕の作り方をご紹介します。
1.垂れ幕の目的をはっきりさせる
垂れ幕をどこに吊るすかが決まったら、設置スペースのサイズを計りましょう。
高さ(縦幅)を計るときに注意したいのは、どこまで伸ばすかです。
通常、垂れ幕を吊るす場合は、下にはおもりを置き、ヒモなどでくくりつけて引っ張ります。しっかり留めておかないと風でひるがえったり、たるみの原因になったりするからです。おもりが置けるくらいの余裕はほしいですね。
また、ヒザより下にある文字は読みにくいので、ヒザの高さを目安に設置するのがよいでしょう。
2.伝えたい情報をしぼる
サイズが決まったら、あなたの美容室が伝えたい情報(訴求ポイント)をしぼります。
垂れ幕は大きいので、ついたくさんの情報を詰め込みたくなります。でも、そこは我慢!垂れ幕の醍醐味はインパクト&ダイレクト。視界に入り、ふと気になって目にしたその瞬間に情報が伝わる。これが集客を生む良い垂れ幕の条件です。
訴求ポイントの数が少ないほど、お客様の印象には残りやすいもの。
どうしても訴求ポイントがしぼりきれず「全部のせたい!」
そんな時は安心してください、全部のせましょう!ただし、その中であえて言うなら、の1番を決めてください。メインが決まれば、あとはデザインの力でなんとかなります。
3.美容室の垂れ幕デザインのポイント
垂れ幕は遠くからでも気になるインパクトと、ひと目でわかる情報が必要。ですから、大きくシンプルにデザインします。内容は「メインコピー」「サブコピー」「アイキャッチ」の3点が基本。文字は遠くからでも読めるサイズを意識しましょう。
ここで注意したいのは色です。垂れ幕を吊るす壁の色、あなたの美容室の、まわりの景観をチェックしましょう。
お店のテーマカラーだからとブラウンを選んだけど、吊るす壁の色がブラウンだったら同化して目立ちません。目立つ色だからと選んだレッド。あなたの美容室の両隣のお店がレッドを使っていたら目立ちません。
垂れ幕単体で考えず、まわりの環境を考慮すると、より目立つ垂れ幕がデザインできます。
目立つ垂れ幕で、お客様へダイレクトに訴求を
巨大な垂れ幕の訴求力を最大限に引き出すためには、しぼられた情報と、まわりの環境を考慮したデザインが必須です。多くを詰め込みすぎず、1番伝えたいことをシンプルに、ストレートに!
素敵なオリジナルデザインの垂れ幕で、あなたの美容室をアピールして、新規のお客様を招き入れましょう。
2016年4月2日|美容院の販促